とある遊園地。
いつも可愛いとチヤホヤされるマスコットがいた。
訪れる人々はそのマスコットに会いに来ていると言って過言ではない。
そんな大人気のマスコットだが、1つ悩みがあった。
(いつも可愛いと言われているけど、僕は男だ。自分だってたまには悪くなってカッコ良く見られたい。)
そこでひとつサングラスをかけてみる事にした。
これで大層悪く見られるだろう。
マスコットは意気揚々とみんなの前に向かった。
その日、いつもより不思議と沢山黄色い声が宙を舞ったのだった。(終)
昨日はティム・バートン監督の「ティム・バートンのコープスブライド」という映画を見ました。雰囲気が素晴らしく、オリジナリティの高いデザインを自分も見つけたいなあと思いました。また、先日は大友克洋先生の新作「気分はもう戦争3」を読みました。大友先生はこういった下らない短編の方こそ真価が発揮するんだと改めて感じました。