僕はたてなか流クイックスケッチという本を元に絵の研究をしています。
https://www.borndigital.co.jp/book/14071.html
この本の画期的な所の1つに「D」を使えば顔・胸・腰の向きや動きが現されるとされています。
自分の課題の中に「全体をまとめて描く」というのがあります。
たてなか流のお陰で各部位は大分描けるようになってきましたが、身体がバラバラに動いているように見えます。
本の中にアクションラインという線を弾こうとあるのですが、なんだかしっくり来ませんでした。
何か良い方法はないかしらと考えていた所、ようやく1つ閃きました。
それは顔や胸に使っていた「D」で全体的に捉えたらどうだろうかというアイデアです。
「D」を使えば全体の動きの流れや重心、腕と脚の曲げ具合まで簡単に下描き出来るようになりました。
ネガスペースも捉えやすくなって身体が繋がっているような感覚を得ました。
動物は〇で捉えて描くと簡単に描けるので、人も同じように描けないかと長年考えて来ましたが、やっと答えらしいのを見つけた感じがしました。
しばらくこの描き方が慣れるのが楽しみです。
たてなか流クイックスケッチの「D」という概念は偉大な発明だと思います。