林 孝光の漫画倉庫

林 孝光が描いた漫画を投稿しています。一度挫折したものの、やっぱり人を笑顔にする事をしたいとまた漫画を描き始めました!専らInstagramにて投稿をした作品を管理する倉庫のイメージで利用しています。

ミュージカル映画の落書き

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バイトの休憩中、ミュージカルのシーンを模写してみたんですが身体の表現の豊かさに驚き、楽しく落書きが出来ました。家に帰ってミュージカル映画の「雨に唄えば」を見始めると、ジャッキーチェンのように迫力満点のスタントの連続と、コミカルなミュージカルシーンにこれまた感動している最中です。アニメーションでしかミュージカルシーンは見た事が無かったので、人間の身体でそれこそアニメーションのように表現出来るんだと吃驚しました。面白い。流石、漫画の源流のひとつだと思いました。

ショートショート「ラジオペンギン」

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気分転換に動物園に行きペンギンのコーナーへ向かうと一羽異様な奴がいた。
どう見てもラジオがいる。
スピーカーからペンギンの声を出してヨタヨタそれらしく歩いている。
あれは何だと飼育員さんに聞くとペンギンだと説明された。
別のペンギンがチューナーを触ったのか突如音楽とDJの良い声が響き渡った。
やっぱりラジオじゃないかと再度質問するが飼育員さんに諭された。
どんな生き物でも一所懸命生きているんだから、アレと違うコレと違うとこだわるのはおかしい事だ。
他のお客さんを見て下さい。
皆さんニコニコと幸せそうな笑顔を見せているじゃないか、と。
自分が偏見を持っていると反省し、大人しく観察をする事にした。
暫くしてスピーカーから雑音が混ざり、遂には声が出なくなってしまった。
慌てて飼育員さんが駆け寄り「やっぱり安物は駄目なんだよな!すぐ調子が悪くなる」と愚痴を言いながら背中の電池を交換していた。(終)

 

ショートショート「不良に憧れるマスコット」

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とある遊園地。

いつも可愛いとチヤホヤされるマスコットがいた。

訪れる人々はそのマスコットに会いに来ていると言って過言ではない。

そんな大人気のマスコットだが、1つ悩みがあった。

(いつも可愛いと言われているけど、僕は男だ。自分だってたまには悪くなってカッコ良く見られたい。)

そこでひとつサングラスをかけてみる事にした。

これで大層悪く見られるだろう。

マスコットは意気揚々とみんなの前に向かった。

その日、いつもより不思議と沢山黄色い声が宙を舞ったのだった。(終)

 

 

 

昨日はティム・バートン監督の「ティム・バートンのコープスブライド」という映画を見ました。雰囲気が素晴らしく、オリジナリティの高いデザインを自分も見つけたいなあと思いました。また、先日は大友克洋先生の新作「気分はもう戦争3」を読みました。大友先生はこういった下らない短編の方こそ真価が発揮するんだと改めて感じました。

 

ショートショート「香り付きの写真」

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旅行に出てる知り合いから一通の封筒が届いた。
中を開けるとラベンダー畑の前に写る友人の写真が。
突然ふわ〜っとラベンダーの香りが部屋に漂った。
その土地をイメージした香りがする加工がしてあるようだ。
爽やかな気持ちになった。
もう一通封筒が届いてる。
次はどんな香りだろうと中を開けたら白い煙が黙々と溢れ出し、あっという間に部屋中に充満した。
息も絶え絶え窓を開け、写真を見た。
そこにはバーベキューをしながら楽しそうに肉を頬張る友人がいた。(終)

 

ショートショート「羊羹ベルト」

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とあるメーカーが「羊羹ベルト」という物を売り出した。
ベルトの中に羊羹が仕込まれている。
緊急時の保存食として便利。
登山みたいなアウトドアに携帯しやすいと言う触れこみ。
そこそこ売れた。
気を良くしたそのメーカーは二番煎じで都こんぶ版を売り出した。
ところが雨の日湿気で膨れ上がってしまい、クレームやら返品が殺到。
すぐさまベルトシリーズは頓挫してしまった。(終)

 

 

 

昨日はお調子に乗って名作を書こうとして思いつかなかったので、反省して基本に立ち返りシンプルな発明物を書きました。

ショートショート「虹が描ける筆」

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雨上がり、友人が紫陽花に顔をくっつけて何かを採集している。
話しかけると面白い物見せてあげるよと筆を取り出し、容器に貯めた紫陽花の滴を浸すと、宙に向かって何か描いた。
暫くしてサーっと虹模様の絵が浮き出した。
思わず見取れた私の横で友人は自慢げな顔をしている。
筆を借りて私も暫く遊んでいるうちにふと閃いた。
他の水でも使えないの?
私と友人はさっそく用水路に筆を浸し、ぱぁと水しぶきをあげた。
キラキラと水滴が光を滲ませると共に、何故か沢山のカエルが降ってきた。(終)

 

また色々とシナリオ本を読んで進化しようとしています。

そろそろ長編とか中編とか書いてみたい。

 

ショートショート「ゲリラチョーク」

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朝は雨が降ると言っていたのに、近頃ちっとも当たりゃしない。
1日中晴天だ。
傘が邪魔で仕方ない。
天に唾を吐くつもりで「たまには予報通りにしろ!」と叫んでみた。
すると頭に何かコツンと当たった。
チョークだった。
それからザーッと滝のようにチョークが降ってきた。
慌てて校舎に駆け込んだ。
教室で頭を擦りながら待機してると、皆が窓辺で盛り上がっている。
私も外を見下ろしたら、校庭にチョークで雨マークが出来ていた。(終)