林 孝光の漫画倉庫

まんが家です。最近は毎日クイックスケッチ(ジェスチャードローイング)と落書きを投稿しています。

9月20日のクイックスケッチと進撃の巨人とワンパンマンを読みました話

先日、進撃の巨人が無料で読めると知ったんですが、よりにもよって終了当日だったので一睡もしないで読み切りました。

 

この後一体どうなるんだー!はエンターテインメントに必須なんですけど、それも20時間近く浴び続けてると後半は流石にもう勘弁してくれ状態でした。

 

ケムリクサと同じで全て緻密に計算し尽くされた作品を見るとやっぱり興奮しますね。

ショートショートの研究したのも常識をひっくり返されるのがたまらなく快感なのです。げへへ。

 

それにしても作者が同い歳と知ってしまい、一方的に対抗心が湧きました。自分が上京して漫画家目指して四苦八苦してる同時期にこんな面白いもん描きやがって。

今に見てろよ!全く顔見知りではありませんけれども・・・。

 

今日はワンパンマンを読みました。

この作品、ジャンプでリメイクするはるか前から存在は認識していたんですけど10年近く経ってようやく読んでみようかなと思いました。

 

10年くらい前ってまだまだプライドが高い未熟な頃で、本気で漫画家を目指しているのにそれが逆に重荷になって、他人の面白い物を見ると落ち込んでしまうので無意識に避けていましたねえ。

そんな感じでいるから引き出しや材料のストックが一向に貯まらないので遂に挫折してしまうのですが。

 

ところが30歳になった途端に「もう若者じゃないから焦らなくて良いんだー!」と比喩じゃなく肩の荷がボトンと落ちて軽くなり、こうやって徐々にリハビリする感じで絵の練習したり、面白い作品を読んで勉強させてもらうほど余裕になりました。

29歳にメンタルの勉強をしたのもありますけれども。

 

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最近徐々に物語の定義が見えてきまして「最悪な環境・状況で滅茶苦茶困ってる奴が泣きっ面に蜂になりながら困難を克服する」のが鉄則かなぁと思いました。

 

タテマエは読者に夢や希望に与える、ですがホンネは人にどんだけ辛くて残酷な事をさせるかって事でしょうかね。

良い人で良い子ちゃんすぎると面白い物語は書けないみたいですね。

 

俺はワルになるぜ。