それでは始めていきたいと思います。
よく四コマ漫画は1コマ目を「起」、2コマ目は「承」、3コマ目は「転」、4コマ目は「結」という説明をされていますが、林流では基本「起」と「結」の2コマしか使いません。
もっと突っ込んだ表現をすると、1コマ目さえ閃けば自然と4コマ目が決まります。
仕組みとしては1コマ目と2コマ目の感情を「真逆」に設定をするのです。
例えば、1コマ目が笑っているなら反対に4コマ目は泣いているとします。
そして「どうして笑っていたのに泣いちゃったんだろう?」と2コマ目、3コマ目を穴埋めしていきます。
例
1コマ目 笑顔
4コマ目 びっくりして泣く
穴埋め↓
2コマ目
3コマ目
以上のように1コマ目を考えて、4コマ目を決める。若しくは反対に4コマ目を考えて、1コマ目を決めて残りを穴埋めしていくのが林流の描き方になります。