最近全身を描くのが妙に違和感があり、自己観察を繰り返していました。
ふと気づいたのは無意識にやけくそになって適当に線を引いているということです。
どういう線を引けば良いのかよく分からないので、とりあえずなんとなく描いてから考えようという感じです。
考える前にササッと線を引くので鉛筆をコントロール出来ず、同じ所に線を重ね続け、学習をしないで少ないストックでまた同じ線を引く訳です。
正にやけくそという表現がふさわしい。
そこでめちゃくちゃゆっくり線を引くようにしてみました。
すると冷静に描けている感覚を覚えました。
実は先にピアノも同じ経験をしています。
早く上手くなりたいからとにかく早く何周も弾くんですが、何ヶ月かけて練習しても結局身につかず、ゆっくり雑にやけくそにならないように、刷り込む感じで反復した方が結果少ない周回で上達する事が出来ていたのです。
ピアノの成功体験をヨコテンして絵に使えないかと考えていた結果がピアノと同じゆっくりと取り組むだったようです。
焦って早くやるとやけくそになって覚えたつもりになって誤魔化すみたいなんですね。
今後はやけくそ禁止令を発令します。
だからか最近の僕は自己啓発系の「最速で結果を出す!」とか「一瞬で変わる!」という文句が余計に嫌いになりましたw