最近は貪るように物語を浴びています。
数年前までは音楽以外のフィクションには触れたくなくて何年も避けていたものですが。
本屋で読めるシナリオ教則本を買い漁って読んでみると、大概スティーブン・キングの「たくさん読んでたくさん書くことだ」という言葉を引き合いに出しています。(ハリウッド系の作家なんかは「これはプロだから言えるのだ。なので初心者向けに書いた私の本を読もう」という前フリにするのが多いような)
僕はシナリオ本の内容や理論よりも段々と「たくさん読んでたくさん書く」という言葉の方が比重が高くなり、結局スティーブン・キングの言葉が王道であり極意なんだろうなあと思うようになりました。
考えてみれば他の人の料理を食べたことが無いプロの料理人はいないでしょうし、物語をあまり読まないプロの作家も滅多にいないはず(北野武監督みたいな映画を見ないで撮ったという人もいますが例外)
そんな感じで色々読んでいるうちに自分の趣向が分かってきて、せっかく身につけたショートショートの発想とその趣向を混ぜてみようかなあと思い始めました。
どうやって描けば良いのかはまだ雲を掴むような感覚ですが、絶対自己成長に繋がるよなあという確信だけは覚えました。よしよし。